2012年度第2回経済フィールドワーク:ソニーセミコンダクタ長崎テクノロジーセンターを訪問

訪問先
ソニーセミコンダクタ長崎テクノロジーセンター(長崎県諌早市)
開催日
2012年6月25日(月)14:30~17:30
タイムスケジュール
14:30 大学集合
15:00 長崎テクノロジーセンター 到着
説明
工場見学
質疑応答
17:00 長崎テクノロジーセンター 出発
17:30 大学到着
講師
長崎テクノロジーセンター人事部キャリア開発室 池松和伸氏
参加者
長崎県立大学国際情報学部国際交流学科3年6人、2年3人、小原准教授。中国人と韓国人を含む。

訪問メモ
敷地はヤフードーム4個分。工場敷地内に段差があり、その地理条件でエネルギー効率、環境対策に配慮した工場を設計している。東日本大震災地震の感知で、3日間工場停止。自家発電設備も備えている。オゾン層より塵が少ないクリーンルーム。
窓越しに製造工程を見学できたのは5分間程度。それでも学生は感動。説明者の方が、その理由や背景をわかりやすく解説いただいた。照明設備やペーパレスのプレゼンテーションなどからも、工場のコスト管理が学生には伝わった。(小原)

今回の見学で、私の思っていた工場の形を変えた。池松さんが説明されたように、ベルトコンベアーがずっと動いているような工場を考えていた。しかし実際、半導体の作成現場では、外から見る限り静かであった。動きがなかった。しかも、「白」という色のイメージを思い浮かべていたのに、実際は「オレンジ」の電気がその中にはあふれていた。正直、想像していたものを崩されてショックを受けたが、半導体という細かなものを扱うにあたっては、私たちの小さな考え以上に半導体に配慮した環境が生産にとても重要であると感じた。
また、人員に関しては比較的、社員が多く、長崎工場全体の約8割。これは、地域の雇用の活性化に繋がっていると感じた。
社員の中では、高専や大学(理系)出身が多いと聞き、電子部品の生産には理系の強みが必要であると感じた。一方、人事以外にも文系の力が活かせないかと思った。実際私もどのように活かすか分からないが、理系だけでは考えられない物事に上手く応用できたらいいなと思った。(2年生女性)

池松さんによる企業情報の説明は丁寧であった。ソニーという企業がどのような発展を遂げてきたかや、業界内の競争とそれによる半導体技術の進歩、節電による社会貢献などを知ることができた。また、池松さんは説明の中に企業アピールも取り込んでおり、企業側が工場見学を受け入れるメリットを把握されていた。製造業というと理系のイメージが強いが、その中にも文系的な社員の必要性があることがわかった。池松さんのような文系の社員が果たす役割は大きい。それは消費者であり、将来の労働力となるであろう私たちにわかりやすく説明を行うことは企業側にとっても大きなメリットがあるからである。私も文系出身だが、単純な分野に捉われていると職業選択の幅が狭まることに気づくことができた。(3年生男性)

訪問先の反応
過日は、ご来社いただきましてありがとうございました。
本日は、お礼状をいただきまして誠にありがとうございました。
一般の方には、馴染みの少ない「半導体」工場のご見学ということで、
どのくらいお役に立てたのか心配しておりました。

交通費
合計27000円(高速料金含む)ジャンボタクシー1台、普通タクシー1台。