ノキアCEO、マイクロソフト、携帯端末事業買収で古巣へカムバック

携帯電話の一つの時代が終焉を告げた。かつての世界最大の携帯電話メーカーがパソコン・ソフトウェア大手に乗り込まれた。日本時間3日17時からノキアの会見が始まる。日本ではなじみが薄いかもしれないが、ノキアは一時世界の携帯電話シェアの40%を誇っていた。

正確にいえば、マイクロソフトが買収するのは、ノキアの携帯端末事業だ。

スティーブン・エロップCEOはマイクロソフト出身。マイクロソフトフォンの提携から買収に発展した。買収、ディールの成否は、人間関係もあったのだろう。

スティーブ・バルマーCEOの社員へのレターにもエロップ復帰に言及されている。マイクロソフト次期CEO有力候補に浮上するのだろうか。
1. Stephen Elop will be coming back to Microsoft, and he will lead an expanded Devices team, which includes all of our current Devices and Studios work and most of the teams coming over from Nokia, reporting to me.
http://www.microsoft.com/en-us/news/Press/2013/Sep13/09-02email.aspx

アップルiPhone登場から5年、スマートフォンは単なる携帯電話端末だけではなく、パソコン、ゲーム機、デジタルカメラ、音楽受信機など多様なデバイスを飲み込んでいる。

先進国の普及は急速に進み、スマホ同士の買い替え市場になっている。低価格で新興市場を狙うのだろうか。ノキアを買収したマイクロソフトは、iPhoneとGoogleのアンドロイド陣営に割って入れるのだろうか。販売実績や生産能力よりむしろ、特許の取得に意味がありそうだが、ノキアが特許権を保有し続けるようだ。

売却したノキアサイドの決断は見事だが、マイクロソフトが飽和しつつあるスアホ市場で、激化する競争に遅ればせながら本格参入することになる。