就職活動がエベレストに見える-大学受験と就職活動の違い、長崎県立大学国際情報学部 小原篤次

民間企業の数は大学の学部・学科の数より圧倒的に多い。
総務省の経済センサスによると、604万3千事業所にのぼる。
このうち株式会社など法人が180 万6千社である。多くは小規模法人で、2割が採用したとしても36万社になる。
一方、大学数は800校に満たない。選択肢は多い。

選択肢が多く自由応募のため、併願数は多く、採用活動期間は長くなる。
一人当たりの応募数は数十社にのぼり、大学受験数と比べ物にならない。
人気企業の倍率は、人気大学の倍率を軽く超える。

国公立大学だけを受験した場合、A日程、B日程の2回となる。
AO入試を利用して合格すれば、1回で合格となる。
私立大学を3回受験したとして合計5回である。

大学が全入時代に入り、就職活動がすごく高い山に見えてしまう。

そのことが高校時代か遅くとも、1年生の前期で認識されれば、ミス・マッチは少なくなる。