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ノルウェー政府系ファンド、11年1兆2500億円損失、日本の年金の損失は8兆1400億円

2011年に関しては、ノルウェーより日本が損をしたことになる。
株価の低迷、円高の影響が大きい。
1月後半から、円高から円安へ、そして株価も反発しており、3月末では、運用の改善も期待される。

ノルウェー政府年金基金Government Pension Fund Global
運用資産約6000億ドル(約50兆円)

2011年に860億ノルウェー・クローネ(約1兆2500億円)の損失(時価評価)

運用成績はマイナス2.5%
株式投資でマイナス8.8%
債券投資でプラス7.0%

運用目標指標のベンチマークより0.1%ポイント悪い結果

<参考>
日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
運用資産108兆1297億円(2011年末)、116兆2720億円(2010年末)

2011年
運用成績はマイナス7.0%

運用資産の割合
国内債67.4%
国内株11.1%
外国株10.1%
外国債 8.3%

参考(2012年3月16日アクセス)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0Z0Q76JTSE801.html
http://www.nbim.no/en/press-and-publications/News-List/2012/press-releas-annual-report/
http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h23_q3.pdf

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中国経済関連 欧州経済

ゴールドマン広告に慶応の竹中先生、「成長」古典的なキーワード

「成長国」の中で、私は「韓国」とブラジルを注目しています。
スペシャルインタビューvol.2 慶應義塾大学 教授 竹中平蔵氏

20120313日本経済新聞40面、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの広告
同社会長のジム・オニール氏はGrowth Marketsと表現している。
直訳は成長市場、それを日本では、成長国と訳している。BRICs4ヵ国と、韓国、インドネシア、メキシコ、トルコが列挙された。

成長する市場・国は、
金利も高い、企業収益の成長も期待され、よって株価上昇も期待される。

ジム・オニールやゴールドマンの成長力は、
精緻な予測で勝負するだけはなく、
むしろ、コンセプト、広告で言えばコピー、新聞で言えば見出しを
押し出すところに強みがある。

ブランディングのための新聞と自社WEB連動の広告
追って新しいファンドが設定されるのか。

成長を打ち出すのは、
資産運用・証券業務の伝統的手法だろう。

株価上昇、円高が調整される中、
タイミングの良さも、収益重視の米国企業らしい。

http://www.goldmansachs.com/japan/gsitm/