小原篤次(立教大学客員研究員/神戸大学研究員)

金融計量分析と産業政策から読み解く

2016-10-22
から 小原篤次Ohara,Atsuji
「文化功労者」早稲田大学名誉教授、毛里 和子先生 特別講義(一般公開) 11月10日 於:長崎県立大学(西彼杵郡長与町) はコメントを受け付けていません

「文化功労者」早稲田大学名誉教授、毛里 和子先生 特別講義(一般公開) 11月10日 於:長崎県立大学(西彼杵郡長与町)

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特別講義

テーマ:「大国中国との向き合い方」
講 師:毛里 和子 先生(早稲田大学名誉教授、平成23年度「文化功労者」※に顕彰)
日 時:11月10日(木)14:40~16:10
会 場:長崎県立大学シーボルト校西棟101講義室。
受講料無料。事前申し込みは必要ありません。
※女性社会科学者で、文化功労者は、中根千枝先生、緒方貞子先生に次ぐものです。

書 籍
毛里和子『日中関係――戦後から新時代へ』岩波書店、2006年
毛里和子『現代中国政治【第3版】――グローバル・パワーの肖像』名古屋大学出版会、2012年
毛里和子『中国政治―習近平時代を読み解く』山川出版社、2016年
毛里和子・毛里興三郎『ニクソン訪中機密会談録【増補決定版】』名古屋大学出版会、2016年
※近刊を中心に

略 歴 http://china-waseda.jp/waseda/blog/mori/

主催:長崎県立大学大学院国際情報学研究科

ご案内のPDFファイル

長崎県立大学イベント情報 http://sun.ac.jp/category/event/

一般的な問い合わせ先
シーボルト校学生支援課教務グループ
電話 : 095-813-5065

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2016-10-16
から 小原篤次Ohara,Atsuji
「日本人の海外留学は増加に転じたのか?」留学統計の留意点 はコメントを受け付けていません

「日本人の海外留学は増加に転じたのか?」留学統計の留意点

日本人の海外留学者の数は増加に転じている(文部科学省2016)。

文部科学省資料は、OECD等と日本学生支援機構の2種類の統計を引用している。OECD等統計では、最大は2004年の8万2945人、その後のボトムは2011年の5万3991人で、2012年には6万138人に前年比で増加している。OECD等統計の外国人学生数は1983年から2012年まで継続し、2013年で対象者が学位取得を目的とした外国人学生数に変更になっており、継続性がなくなった点に注意が必要である。

日本学生支援機構統計では、2009年の3万6302人(うち6カ月以上、9580人)から2014年の8万1219人(同、1万4848人)へと2倍以上に増加している。日本学生支援機構には短期留学が含まれ、OECD等には短期留学が含まれない。しかし2012年には、両者の数字は近接していた。日本学生支援機構統計は歴史が短く、同機構に協力する大学が増えるだけでも数字が増える可能性がある。ここにも注意したい。

日本学生支援機構統計から、短期留学、語学研修も含めた広義の「留学」は増加しているのは確実だろう。2013年のOECD等では5万5350人で、2012年の6万138人から減少しているものの、学位取得を目的としない学生を除いたことを考えると、こちらも増加基調にあるのだろう。そもそも日本人の若者人口が減少していることも考慮に入れると、留学をする学生の割合が上昇している可能性は、実数の推移よりは高くなる。

ただし文部科学省が日本学生支援機構を通じて「日本人の留学生」数を把握し始めたのが2009年以降だとすると、リーマン・ショック後の景気対策の中で生まれた高校や大学向けのグローバル予算の時期と符合する。それまでは文部省として「日本人の留学生」数を把握するニーズが低かったと言えるのかもしれない。

次に、産業能率大学が2001年から2015年まで3年おきに、新入社員の海外勤務希望をアンケート調査している。これによると、2001年の70.8%から2015年には36.3%に低下している。留学統計と時間的差異があるものの、日本人の留学が増えることで、新入社員の海外勤務希望増加につながるのか、2018年の次回調査結果が楽しみである。

出所:文部科学省(2016)「日本人の海外留学状況」http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsFiles/afieldfile/2016/04/08/1345878_1.pdf(アクセス2016年10月16日)

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2016-10-01
から 小原篤次Ohara,Atsuji
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